2016年02月

京滋奈大会の感想

京都大会に続き京滋奈大会もスタッフとして参加してきました。

大会全体の感想:
レスキューに関しては非常に良かったと思います。選手側からしても多くの練習時間と3走行(試走+奔走2回)できたので。運営もスムーズに行き、最後まで大きな問題はなかったので良かったかと(審判やコート作りを手伝っていただいたスタッフの方々、ありがとうございました。)

コースの感想:
今回はコースを2つ設け、それぞれ違うラインを貼りました。フィールドそのものはダイセNさんのもので、とてもクオリティーの高いものでした!

Aフィールド:(ボール4個、ドロップ3個)
20 PM
こっちは簡単な方なフィールドです。テストで言う基本問題みたいな感じですね。ルールに書いてある基本的なことができればクリアできます。

Bフィールド:(ボール3個、ドロップ3個) 
28 PM
こっちが難しい方のフィールドです。坂の上がカーブだったり、十字ギャップがあったりと、少し難易度が高いかと思います(でも今思ったらそんなに難しくないか...)

コースを作る側として難易度を設定するのは苦労したのですが、これも良かった気がします。これらのフィールドではっきり順位がでたので。(誰が上手いかが明確に分かるフィールドだっった)

チームの感想:
大会前は参加チームのレベルには期待しなかったのですが、実際には非常にレベルの高い試合になってました!

一番驚いたのが、ボールを取るチームが増えていることです。競技でボールを取ったチームも数チームいました!

特に京都大会に参加していてボールを取る機構さえなかったチームが頑張ってボール取ってたのは良かったです。

 プライマリの感想:
京滋奈のプライマリ、捨てたもんじゃないな!そう思わせるようなロボットが多かったですw

今回のプライマリは例年に増してレベルが高く特に1位2位は接戦でした(まあ難しいコースで1位が2位を突き放しましたがw)

どちらのチームもボールを取ることができて、ライントレースも非常に正確でした。

優勝チーム、Team鴉(レスキュー部)の感想:
このチームは科学の学校のチームで僕も練習会なので何度も会っているので技術とかロボットとかのレベルはよくわかっていたのですが、正直京滋奈での完成度には驚きました。

経験がうすことから、まだまだ危なっかしいところはあるものの、どちらのフィールでもライントレースは満点、ボールもAフィールドでは3個、Bフィールドでは2個取ることができました。

動きもシンプルでスムーズで各自性が高く、ハードウェアに関しても言うことなしです。

このチーム、小学五年生と六年生のチームなだけ驚きです。3月の全国大会、期待しています。

セカンダリの感想: 
セカンダリに関しては、全体的にはまあまあかなっていうところでした。まだレスキュー初めて間もないチームや非常に難しい事(なにかラズパイでどうこうやっているチーム)とかはあまりうまくいってませんでした。

それで半数以上はボールを取ることができてました。

優勝チームT-trinity について

このチームは帝塚山高校のチームで、EV3を使ったロボットを作っていました。モーターとキャタピラを十字ギアで直角につけている面白いチームでした。ボールに関しては避難べやを走り回って、目の前にきたボールは掴んでロボットに積む機構でした。ボールを下ろすときにフラップが開くのはどこかで見たことがありますね笑

競技に関しては、プライマリ同様非常にいい走行でした。どちらのコースもラインは満点(だったと思う)でこれまたプライマリ同様ボールはAフィールドで3つ、Bフィールドで2つ取れていました。

ボールには少し時間がかかっていますが、少し工夫すれば効率は上がるはずです。

このチームも全国大会に期待をかけています。

以上、京滋奈の感想でした〜! 

京都大会の感想

はい、二週続けてブログ書く書く詐欺です笑(いや、笑い事じゃないか)

いつも忙しい忙しいって言ってますが、具体的に何に時間がかかっているかというと、勉強、課題、論文、部活、大学のこと、その他諸々....

と、普通の日本の高校とは違うところで忙しさを感じている日々です。普通に勉強や課題が多いなか、1年間かけて仕上げるリサーチ論文(extended essay)や部活(サッカー)、これから進学する大学についてのリサーチや課外活動としてしている様々なこと(京都や京滋奈大会の運営に携わることを始め、後輩指導、学校の新しいホームページの翻訳など...)

とにかくてんこ盛りです笑(もちろん合間を縫ってブログは更新していくつもり)

今回は技術公開より新しい情報である先週末行われた京都大会についてのことです

自分の話をすると、今回初めて競技側→運営側にまわったので色々と不備があると思いましたが、結構スムーズにいけました! 

僕が担当したレスキュー(主にレスキューLINE)は全チーム京滋奈に行けるので、実際は練習会ですが、経験のために競技の形をとりました。

競技に使用したフィールドはこんな感じで、
image
同じコースを二回走行させる形をとりました。

コースはプラ段で、コーチ曰く竹間
さんが千葉ノードのために作られたコースを真似したとか... 

ラインは僕が張ったのですが、一応「ノードレベル」に設定したはずです。 (ドロップパックは3つ)

京都ノードにエントリーしたのは、プライマリ4チームとセカンダリ3チーム。

7x2=14走行の中で一度も被災者は救出されないという悲しい結果に終わりました。

特に問題は被災者を救出する気すらないチームが多いです。特にセカンダリは3チーム中2チームが被災者を持ち上げる機構がなかった。(あったチームはあったチームで、スタートタイルから動かなかったので....)

もちろん、プライマリでまだレスキューを初めて初年の子は多いと思うのでその子たちに被災者まで求めるのは荷が重すぎる気はします。実際、レスキューLINEはライントレースができてなんぼの競技なので

ただ、避難部屋に入ると同時にリタイヤ宣言をするチームが難なく勝っていく現実はなにかと不自然な気がしました。

とにかく、レスキューなんで被災者救出はできるだけ努力しましょう笑

あとは障害物ですね

ルールには robots are expected to navigate around obstacles と書いていて expected は must とは違うので、ルール上は障害物を押しても得点になるそうです... (ってことを中国の世界大会で知った)

そういう対応をしているチームもいました... 

障害物は重かったり固定されている場合も間違いなくあるので、回避しましょう。

ただ、いいロボットやいい動きをしているロボットも見られました。特にプライマリでは避難部屋まで満点のチームもいましたし

京滋奈ではもう少しコースのレベルを上げるので各チームもそれぞれのロボットのレベルを上げて挑戦するのを待っています

 

明日は京都大会

最近真剣に忙しくなって来てブログの記事書く書く詐欺をしてしまっています...

わかってはいるのですがイマイチ時間がとれません...(頑張りますがあまり期待しないでください)

まあ、それとは別に明日はロボカップ京都ノード大会が行われます

今年は運営として登場します笑

レスキューのすべてを運営する立場にいるのですが、初めてなこともあってうまく行くかわからないところ、うっかり忘れているところがあるかもしれません...

レスキューは形だけの大会(全チーム京滋奈に上がれる)なのである程度ミスは許されるかと...

とにかく、明日出場するチームすべてに健闘を祈ります!
プロフィール

2010年からロボット活動を始めた robotics X のキャプテン、ユング 開です!WROとロボカップジュニアレスキューラインに出場していました。メールは kaijunge21 & gmail.comへ(&を@に変更お願いします)。

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